アルク 挑戦TOEIC900点プログラム 受講体験記~教材について

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教材の構成

教材の詳細

メインテキスト6冊

こちらが教材のメインとなるテキスト6冊です(1冊で4週間分)

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各週ともプロジェクトの導入として、3問の「TOEIC Test Warm-Up」から始まります。問題の内容は、その週のプロジェクトのテーマに関連するもので、設問はTOEICのいずれかのパートの形式に即しています(リーディングのときもあれば、リスニングときもある)。わずか3問ではありますが、少しずつでもTOEIC形式の問題に触れておくのは積もり積もれば大きな蓄積になりますし、ある文脈の中で覚えた語彙は定着しやすいという効果もあるでしょう。

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前述のように、各プロジェクトはTOEICの問題よりも長めのリスニングとリーディングの資料、それぞれ複数から構成されています。

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例えばプロジェクト1の「最難関のスケジュール調整」の場合、プロジェクトは具体的には以下のように進みます。

  • 上司からの指示をリスニング(1分19秒)⇒ ミーティングの背景、上司のスケジュールの都合、誰が参加する予定か等を把握する
    ⇒登場人物の都合が分かり次第、表に書きこんでいく
  • 顧客(A部署)との電話の場面をリスニング(1分3秒)⇒ 顧客のスケジュールの都合、顧客側の参加希望者等を把握
  • 顧客(B部署)から届いたメールをリーディング(1分30秒目安で読む)⇒ 希望日時等を把握
  • 上司から届いたメールをリーディング(45秒目安で読む)⇒ 上司のスケジュールの詳細、確認すべき相手等を把握
  • 部長の秘書との会話との場面をリスニング(1分13秒)⇒ 部長のスケジュールを把握
  • 自分のスケジュール帳をリーディング⇒ 自分のスケジュールを把握
  • 自社のX部署から届いたメールをリーディング⇒ 参加者、条件付きで参加できる人等を把握
  • 空欄にミーティングの日時、双方の会社の参加者、アジェンダ等を回答
  • 解説『Check!』をリスニング(1分52秒)
  • 解答・和訳集を見て詳細の答え合わせ

ご覧の通り、一つのリスニングのスクリプトの長さが1分~2分弱もあり、これはTOEICのPart4などの問題文の長さよりもずっと長いです。長いだけでなく内容的にもレベルは高いです。よって高いリスニング力と集中力が必要で、これを一回で全て聴き取ることができる人はまずいないでしょう。ちなみに管理人は外資系企業に勤めており、「スケジュール調整」というプロジェクトの内容は外資系に勤めていればありがちなテーマなのですが、リスニング教材ではもちろん実際の会話のように聞き返したりあいづちをうったりすることができないので、ある意味実践のビジネスの現場でのリスニングよりも難しいと感じました。

プロジェクトの後は、「Communication Accelerator」という、英語に関するちょっとした読み物と練習問題から構成されたページがあります。

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さまざまなトピックを斬新な切り口で紹介しており、非常にためになります。これがなかなか面白く、毎週このコーナーを読むのはか密かな楽しみでした。例えば特に興味深かったトピックとしては、「取扱注意!数字のイロイロ」(⇒長い数字の聴き取り)、「分かりやすい前置詞<おさらい編>」(⇒分かりやすいどころか十分難しい!)、「water と waters 、どう使い分ける?」(⇒複数形で意味が変わる名詞)、「感覚でつかむアメリカの単位」(⇒ヤード・ポンド法のさまざまな単位とその数値の由来)、「コレ英語で何て云う-図形の単語」(⇒「菱形」「扇形」「円グラフ」…英語で何と言うか知ってますか?)、「同じ表現の繰り返しを避けるには?」(⇒こなれた英語を使うために)、等が挙げられます。「Communication Accelerator」の全てのトピックの内容については、こちらの記事の表(水曜日の列の2段目)をご参照ください。

そして週の締めくくりは「Weekend TOEIC Test」。TOEIC形式の問題をPart1~Part7まで25問に圧縮したものです。

TOEIC

リスニングの方はCDに沿って(約5~6分)、リーディングの方は制限時間10分でやることになっているので、ちょうど実際のTOEICテストの1/8バージョンということになります。毎回のテストにはプロジェクトの内容に関する問題があちこちに散りばめられているので、単にTOEICの練習問題ということではなく、プロジェクトで得た語彙、知識、思考回路を実際のTOEICの問題を解く上で活かすエクササイズになります。

各テキストの巻末には総仕上げの「Monthly Test」が用意されています。テストは全100問、リーディングの制限時間が38分(※本番は75分)なので、ほぼ実際のTOEICの半分の形式の模試です。感触的には本番のTOEICよりかなり難しい印象です。

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回答は専用のサイト「テストコ」にログインして記入し、Web上で採点してもらいます。問題を解きながらテストコに記入するのは難しいので、おそらく適当な紙に回答を記しておいて、後でテストコに転記するという使い方になると思います(仕方ないことですが、これは結構面倒くさかった…)。

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もし「スコア保証」や「お祝い金」キャンペーンに参加している場合、このMonthly Testの点数は非常に重要で、ここで規定の点数をクリアすることがキャンペーン適用の条件となります。尚、Monthly Testの解答・解説はテキストには記載されていないので、復習するときは、回答を入力後に「テストコ」のサイトからPDFをダウンロードする必要があります。

解答・和訳集「Supplementary Book」6冊

こちらが各テキストに対応した、解答・和訳集。
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プロジェクトやWeekly TOEIC Testの解答・解説・和訳・リスニングの原文などが記載されています。全体的に解説は非常に丁寧です。
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アラカルト集

こちらは、補助テキスト的な位置付けの「アラカルト集」。メインテキストのプロジェクトに関連したミニプロジェクトががあり、これを週に2つ(リーディングとリスニング各1つ)解くことになっています。
アルク

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このアラカルト集で面白いのは、一部のリスニングのプロジェクトには「ロールプレイ」や「シャドーイング」が付属していることで、スピーキングのエクササイズもできるのです。シャドーイングに関してはリスニング用とシャドーイング用で別のスクリプトが用意されており、内容は同じなのですが、シャドーイング用はリスニング用よりも若干(1文ごとに約1秒)長めに作られています。これはなかなか配慮が細かくて感心しました。

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また、数は少ないもののライティングの練習問題もあります。つまりリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングと語学の4分野を全てカバーしていることになり、TOEICのテストで点を取ることだけでなく、実践の英語力を意識していることが伺えます。

単語テキスト『チャレンジ英単語752』, 英単語復習ドリル

こちらは『チャレンジ英単語752』という単語テキストとその復習ドリル。TOEIC頻出の752単語をアルクさんが厳選しています。

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もちろんCDがついているので、私はシャドーイングもしつつ、音源だけ聞いて例文を一言一句聴き取れるようになるまで聞きこみました。単語自体は知っているものが多かったですが、例文を一言一句聴き取るとなると結構難しく、非常にいいトレーニングになります。全部で25の分野(グループ)別に分かれているので、だいたい1週間に1グループやれば、ちょうどメインテキストが終わる24週間で終わります。また、通勤やちょっとした外出のときには、それまでに勉強し終わった単語の音源を聞き流していました。

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単語の例文について「さすがアルク!」と思ったのは、一つの単語が複数の例文で使われるパターンが結構あるということです。
例えばGroup1に出てくる「delegate(代表)」は、Group1では「We’re meeting the delegates ~.」という例文で使われますが、Group7の「entitled to(~の権利がある)」の例文「You’re entitled to speak to the delegate ~.」の中にも登場するのです。これによって当然「delegate」という単語はより記憶に定着しやすくなりますね。これは相当工夫して例文を作っているはずです。アルクさん、このこともっと宣伝すればいいのに!

また各単語には、アルクさんの研究に基づく★~★★★の「難易度」がついています。★1つでも馴染みがなかったり、★3つでもよく知っているものが結構あったのでなかなか興味深いです。

『英単語復習ドリル』のほうは、活用の仕方は人それぞれだと思いますが、私の場合は、24週間の講座が全て終了してから、単語の総復習として使いました。

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Primary Test, Final Test 各1冊

こちらは、教材が届いたらすぐに(プロジェクトを始める前に)やるべき「Primary Test」と、24週間の講座が終了したらやる「Final Test」です。これらには解答用紙が付属していますが、解答は前述の「テストコ」に転記し、WEB上で採点してもらう必要があります(※郵送ではありません)。尚、「スコア保証」等のキャンペーンは、この「Final Test」のTOEIC換算点で850点以上を取ることも適用条件の一つになります。

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CD11枚

CDがメインテキスト用に各1枚=計6枚、MonthlyやPrimary,Finalのテスト用に計3枚、アラカルト集に1枚、単語用に1枚、全部で11枚付属しています。
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ちなみに、プロジェクトのスクリプトについても単語の例文についても、読んでくれるネイティヴスピーカーは、アメリカ、イギリス、オーストラリアと揃っています。また、単語に関しては、例文を普通に読んでくれる音源の他に、音楽に乗せて単語と日本語の意味を対照して覚える「チャント」もついています。個人的には「チャント」はあまり好きではないのですが、あるものは使わないともったいないと思い、講座が終了してからTOEIC本番までの間、復習として使いました。

その他、商品の詳細についてはアルクのウェブサイトをご覧ください。

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管理人プロフィール

1972年生まれ。
学生時代は塾・予備校で5年間英語講師を務め受験英語に精通するも、英会話はからっきし。
2007年、35歳にして英会話習得のために6ヶ月のフィリピン留学を敢行。
帰国後は外資系IT企業に転職。
2015年の第203回TOEICでは935点を取得しました。
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