世界一わかりやすい 英語の発音の授業

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対象者

  • 英会話超初級者:達成目標「発音記号をなんとなく読めるようにすること」
  • 英会話初級者 :達成目標「発音のブラッシュアップ」「発音の理解を深める」
  • 英会話中級者 :達成目標「発音のブラッシュアップ」「発音の理解を深める」

発音を恐れるな

この教材を詳しく紹介する前に、まず発音について、超初級者や初級者の方に是非伝えておきたいことがあります。それは「発音は完璧を目指すべきではない」ということです。
もちろん発音はいろいろな意味で重要です。正しい発音を目指す意識は絶対に必要なのですが、大人になってから英語を学んで、どんなに頑張ってもネイティヴのように発音できるようにはなることは不可能です
我々が英会話で伝えないといけないのは話す内容」であり、「きれいな発音」ではありません。発音に苦手意識を持つあまり、スピーキングで言いたいことが言えなくなってしまっては本末転倒です。
実際、私の発音もほめられたものではなく、「LとRの区別」や「THの発音」など、フィリピン留学中にもよく矯正されまました。どう発音すべきか頭では分かっているのですが、会話ではしばしば正しく発音できないことがあるようです。しかし現に、私は勤務中の外資系企業で、発音が原因で話すことが通じなかったことはほとんどありません。またそんな私から見ても「これはひどい」と思う発音をする同僚もいますが、彼は私よりもバリバリと話し、まったくコミュニケーションに不自由はありません。英会話で自分の話すことが伝わるかどうかは、発音だけでなく総合的な英語力にかかっています。発音が下手でも英会話はできますので自信を持ってください。

「世界一わかりやすい 英語の発音の授業」とは

発音関連の学習におすすめの教材は「世界一わかりやすい 英語の発音の授業」です。

これは、幅広いレベルの方が読んで、それぞれ少なからず得るものがある教材です。

「世界一わかりやすい」かどうかは定かではありませんが(笑)、分かりやすいのは確かです。また「世界一わかりやすい~」シリーズは「発音」の他にも「英文法」「英作文」などもあり、どれもなかなかよくできていて、その中でも特にこの「発音」は秀逸です。
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超初級者の目標~発音記号の習得~

これから英会話を本格的に習おうとする「超初級者」の方は、まずはこの教材を使って「発音記号」だけは読めるようにしておくことを強くおすすめします。

英語の音には日本語の音にないものが多くあります。これは「文法」にも共通することなのですが、ネイティヴは生まれたときから膨大な量の英語を聞いているので、発音記号など知らなくてもさまざまな英語の音を自然に区別していますが、大人になってから英語を学ぶ日本人にとってはそうはいきません。発音記号を覚えることによって、英語の音を体系的に効率よく理解することができます
前述の通り、実際に自分がそれを完全に正しく発音することは非常に難しいのですが、できるかどうかはさておき、発音記号を見れば、その単語をどう発音すればよいのかということが分かります
英会話レッスンを受けていれば、どうせ発音は矯正されます。そんなときでも、発音記号によって正しい発音を頭で理解していれば、自分のどこが違うかを明確に認識することができるので、修正がスムーズになります。

この教材は、授業形式になっているので、全体的に解説が分かりやすく読みやすいのがよいところです。発音記号の解説については、口の形や舌の位置の図解があるのはもちろんなのですが、例えば[p][b]が「スイカの種を飛ばすように発音」など、発音のコツの説明がどれもユニークで、なるほどと思わされます。CDがついているので、よく聴いて、声に出して真似しながら、「発音記号」と「発音の仕方(の解説)」と「実際の音」を頭の中で結び付けましょう。

「超初級者」レベルの達成目標としては、辞書や単語教材等に記載されている単語の発音記号を見て、自分なりの理解でなんとなく発音ができるようになれば合格と言えるでしょう。

初級者・中級者の目標~ブラッシュアップ+発音の理解を深める~

ある程度会話ができるようになると、あまり発音の練習はしなくなりがちです。しかし前述の通り、なんとなく発音記号を読めても、それをネイティヴのように正確に発音するのは極めて難しいことです。誰しも何らかの自分の苦手な発音があると思いますが、自分が発音するのが苦手な音は、聴き取るのも苦手である傾向があります。つまり、発音をブラッシュアップすることは英会話力の底上げにつながりますので、初級者・中級者は、苦手な発音をより正確に近づけるために、この教材を活用するとよいと思います。

また、この教材は単に発音記号の解説にとどまらず、どのレベルの方にとっても、それ以降の読み物系が非常にためになります

一つは、スペルを見れば発音が分かる、という旨の説明です。これらの法則は知らない方は必読です。「発音記号を見ればその単語をどう発音すればよいのかということが分かる」と前述しましたが、この法則を知っていれば、ものによっては発音記号すら見なくてもどう発音すればよいかが分かってしまうのです。(もちろん、発音記号を理解した上での話ですが)

管理人的に非常に興味深かったのは、「リスニングの法則」についての説明です。実際の会話の中では、単語は発音記号通りに一つ一つゆっくり発音されるわけではなく、スピーディーに続けざまに発音されるので、「弱くなる音」や「消える音」「変わる音」などが現れます。これは英語の聴き取りが難しい最大の原因です。この教材では、これらのことが実に論理的に説明されています。この知識はリスニングで非常に役立ちます

まとめとしては、これは分かりやすいだけでなく、内容もかなり濃い教材です。どのレベルになっても、何度か読み返す価値がある良書です。

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管理人プロフィール

1972年生まれ。
学生時代は塾・予備校で5年間英語講師を務め受験英語に精通するも、英会話はからっきし。
2007年、35歳にして英会話習得のために6ヶ月のフィリピン留学を敢行。
帰国後は外資系IT企業に転職。
2015年の第203回TOEICでは935点を取得しました。
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