管理人のフィリピン留学体験記 その2~授業について

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教わった先生達と授業内容

到着すると、まずやらされたのはレベルチェックのための簡単なテスト。フィリピン人講師のマネージャーとの会話力チェックでは、聞かれた内容はなんとか聴き取れたのですが、案の定、返答ができない!言葉が出てこない!それでも筆記テストでは、管理人は文法が得意なもので、かなりできてしまったのでしょう、結局「上の下」的な判定を受けて、ネイティヴとの1:8のクラスでは、一番上のクラスに入れられてしまいました!

「留学体験記 その1」でも触れたように、原則として授業は以下の3コマが各2時間(休憩があるので正味110分)です。

  • フィリピン人講師 1:1
  • フィリピン人講師 1:4
  • ネイティヴ講師 1:8

フィリピン人講師 1:1

非常にいい先生でした。良くも悪くもラテン系のフィリピン人の中で、20台後半のこの女性講師は非常に真面目。毎回しっかりしたプランを立てて授業に臨んでいるのが明らかで、発音も非常に綺麗、話す内容に知性を感じる人でした。基本的にはテキストに沿って英語力全般を万遍なく上げようというスタンスの授業でしたが、その進め方が上手。テキスト以外でも、授業時間の最初の30分くらいで、ある単語の説明を聞いてその単語が何か答える練習や、数字の書き取りの練習(未だに苦手!)など補助的なエクササイズをしてくれたり、「日本の○○を説明しなさい」的な宿題が多く出て、準備が大変だったことを思い出します。

フィリピン人講師 1:4

20代半ばのこの女性講師はフィリピン人らしい陽気な人で、話をみんなにふるのが上手く、楽しいグループレッスンを展開してくれました。この先生自体に全く不満はなかったのですが、2ヶ月ほど経ったところで私自身が「もっとマンツーマンを増やさなければならない」と感じたため、追加料金を払って(※その追加料金がいくらだったかは手元に記録が残っていませんが、数万円レベルだったと思います)、そのとき留学生仲間の間で評判のよかった別の先生を指名したマンツーマンレッスンに切り替えました。(余談ですが、卒業間際にこのときの先生を含む留学生仲間で食事をしたときに、「私の授業辞めちゃったのは悲しかったな、私の授業はつまんなかったんだね」的なことを言われ、弁解するのが大変でした笑)

フィリピン人講師 1:1

というわけで、1:4の先生に換えて、指名でマンツーマンをお願いしたこの先生は、まだ大学在学中(専攻が英語教育)の若い女性だったのですが、評判に違わぬ素晴らしい指導力でした。恰幅よく(笑)、姉御肌な人柄で、教え方はダイナミックながらも繊細。非常に聞き上手でフリートークの会話を展開させるのが絶妙に上手く「それでそのときどういう気持ちだったの?」とか「へ~、それもっと詳しく説明して」などの自然な相槌で、あまりアウトプットの多くない私から、最大限のアウトプットを引き出すよう、うまくトレーニングしてくれました。それでいて、あるときは会話を止め、「今のは文法が違うよ」とか「今のは発音がダメ」と指摘してくれるバランスがまた見事でした。

ネイティヴ講師 1:8

このネイティヴは50台後半のPaulというアメリカ人のオッサンでした(どうでもいいですがえらく若いフィリピン人の奥さんがいました笑)。このクラスは”1:8″というグループクラス。グループクラスでは話す時間が短く、マンツーマンほど得るものはないだろうと思われがちですが(現に私自身そう思っていましたが)、結果的に私がこのクラスから得たものは、他のマンツーマンクラスに勝るとも劣らないものでした。授業内容は主にディベートです。週に一つ、あるテーマの記事(「体罰」「死刑制度」「子供を持つこと」など)を渡されて、自分の実際の意見に関わらず、賛成・反対のいずれかのチームに分けられます。予習は必須で、授業では記事の音読と先生からの解説の後、「賛成」対「反対」でのディベートを行います。私が入ったこのクラスがネイティヴの一番上のクラスだったというのも大きなポイントだったのですが、初日のクラスで私が受けたショックは未だに忘れません。クラスメート達の発言は私が全く入りこむ余地のないテンポで飛び交い、先生が何か相の手を入れると私以外は皆爆笑、私はそのやりとりを全く理解できず…といった具合。私は「こ、こいつらすげぇ!!」と唖然として固まったまま。輪に入っていけない私を見かねて発言を振られたのですが、言葉は出ず。結局その日は一言も喋れずじまいの、泣きたくなるような2時間を過ごしました。私は「これではいかん!」「あの輪に入っていかねばならん!」と思い、必死でこのクラスの準備をしました。他の先生からもいろんな宿題が出ましたし、自分の自主学習もいろいろしましたが、振り返るとこのクラスの準備が一番緊張感があったと思います。

留学ではクラスメートは入れ替わり立ち替わりするので、約6ヶ月滞在の私はいつしか古株に。あるとき新しく入ってきたクラスメートがしどろもどろになっているのを見て、「あぁ、自分も通ってきた道だな」と懐かしく思い、気がつくと私はそういった子たちをフォローしたり励ましたりしていました。このPaulは日頃あまり人を誉めない人なのですが、私の卒業前日の最後の授業が終わったときに握手しながら、「よく頑張った。お前ほど休まず授業に出て、お前ほど上達したやつは見たことがない」というようなことを言われ、「あぁ、頑張ってよかった!」とジーンときました。

ちなみにこのクラスは1:8ですが、いつでも生徒が8人いるとは限りません。私が入学したばかりのときは6~8人いるときが多かったですが、前述のように生徒は随時入れ替わりがあって少ない時期があったり、欠席する生徒もいたりするので、6ヶ月を平均して考えると、クラスの生徒の平均は3~4人といったところでした(他のグループクラスも同じようなことが起こります)。ネイティヴとの”1:3″~”1:4″というグループレッスンは、アメリカ・イギリスの留学ではなかなかありえない少人数クラスだと思うのですが、それどころか、なんとマンツーマンということも何度もありました。「外資系企業に就職したい」という私の目標を分かっているPaulは、マンツーマンのときは私に面接トレーニングまでしてくれたのです。本当にこのPaulにはお世話になりました。

クラスと先生の指名について

基本はフィリピン人の1:1、フィリピン人の1:4、ネイティヴの1:8がそれぞれ一つずつの計3コマ(1コマ110分)なのですが、前述のように、私は1:4のフィリピン人クラスを、追加料金を払ってフィリピン人の1:1に変えたので、フィリピン人の1:1が2つ、ネイティヴの1:8が1つという計3コマになりました。結果的には非常によいバランスだったと思います。予算との兼ね合いになるとは思いますが、格安のフィリピン留学ですので、マンツーマンの授業を増やすのは検討の価値があると思います。また、おそらくどの学校でもマンツーマンで先生の指名は可能だと思います。
中には3コマ全部をフィリピン人マンツーマンにしている人もいました。これも悪くはないのですが、グループクラスは前述のようなよいところもありますので、一つくらいグループがあってもよいと思います。
時間割的には1日110分×5コマあり、追加料金さえ払えば4コマ、5コマの授業を入れることも可能ですが、やはり3コマ(1日330分=5時間30分)でちょうどよかったと思います。宿題がキツかった日は、1日2コマでもいいなと思ったくらいです。予習・復習やその他自主学習の時間は絶対に必要で、何の準備もないフリートークだけの英会話レッスンはするべきではない、というのが管理人の持論です。

管理人のフィリピン留学体験記 その1~動機から決断まで
管理人のフィリピン留学体験記 その2~授業について
管理人のフィリピン留学体験記 その3~自主学習について
管理人のフィリピン留学体験記 その4~留学生活について

フィリピン留学のすすめ~フィリピンか欧米か
フィリピン語学学校紹介

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管理人プロフィール

1972年生まれ。
学生時代は塾・予備校で5年間英語講師を務め受験英語に精通するも、英会話はからっきし。
2007年、35歳にして英会話習得のために6ヶ月のフィリピン留学を敢行。
帰国後は外資系IT企業に転職。
2015年の第203回TOEICでは935点を取得しました。
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