鉄は熱いうちに打て!~短期集中学習のすすめ

StrikeWhileTheIronIsHot

語学の学習においては「継続は力なり」ということがよく言われます。そのこと自体には管理人も同意します。
しかしながら、これからほぼゼロの状態から英会話を学ぼうとする人については、あえて別の諺を送ります。
鉄は熱いうちに打て」と。

言語学の研究によれば、

実用的なレベルの英語運用能力を獲得するには3000時間以上の学習が必要

Odlin, T. (1992). Language Transfer. Cambridge: Cambridge University Press
と言われています。一方、

英語の授業、小学校から大学までで736時間

ベネッセ教育研究所
という調査があります。管理人の場合、塾や受験勉強でも英語を学んでいたので、ざっくり言うと1000時間くらいでしょうか。日本人の多くは似たりよったりだと思いますので、ここでは分かりやすく、「日本人は1000時間は勉強済み」ということにしておきます。

では残りの2000時間をどうするか?

管理人は半年間のフィリピン留学で英会話を習得して外資系企業への転職を果たしましたが、その半年間の内訳を考えてみたところ、非常に興味深いことが分かりました。

    • 授業時間:1日合計約6時間(110分×3コマ)
    • 自主学習:1日合計約6時間(昼間のコマの間に2時間、夜に4時間)

合計1日12時間×183日(6ヶ月)=2196時間!
つまり留学中にこの2000時間を補い、3000時間に到達していたのでした!

しかし、日本で普通に生活していてはもちろんこのような時間の使い方をすることは不可能です。
ならば「コツコツと何年もかけて2000時間に到達すればいいじゃないか」と思うかもしれません。しかし、その考え方には大きな落とし穴があります。
何年も前に勉強したことは忘れてしまう
ということです。現に、中学・高校時代に勉強した英語の知識などさっぱり覚えていないという方も多いかもしれません。

そこで、どうせ2000時間勉強しないといけないなら、短期集中のほうが楽だと思うのです。
以下に2000時間達成のための時間配分例をご紹介します。

  • 1日6時間×334日(約5ヶ月)
  • 1日4時間×500日(約1年5ヶ月)
  • 1日3時間×667日(約1年10ヶ月)
  • 1日2時間×1000日(約2年8ヶ月)

2000時間達成がいかに気の遠くなる話か、またいかに短期集中のほうが楽か、ということが分かるのではないでしょうか。
もちろん、ダラダラした2000時間では意味がありません。会話で使うための英語ですので、スピーキングとリスニング(特にスピーキング)に重きを置いた、緊張感のある勉強であることが重要です。

そう考えれば考えるほど、「フィリピン留学」は英会話習得のための最短ルートであるという思いを強くします。社会人の方にとっては「留学」は決して容易な決断ではないと思いますが、休職や転職等、何らかの手段・理由で「6ヶ月」を捻出できる方は、是非一考してみてください。6ヶ月でなくても、3ヶ月の留学で1000時間を稼ぎ、残りは日本で勉強する手もあります。留学で3ヶ月真剣に勉強すれば、結構話せるようになります。

どうしても留学が難しい方にとっては、比較的現実的な学習プランとして、「1日3時間×667日(約1年10ヶ月)」での英会話習得という目標を提案します。「1日3時間」は、「早朝1時間」「通勤通学中に1時間」「夜1時間」ではいかがでしょうか。管理人も実践しているのですが、特に早朝学習はおすすめです。また、夜の1時間には、オンライン英会話や英会話スクールで実際にスピーキングする時間があるのが望ましいです。

冒頭で、「継続は力なり」より「鉄は熱いうちに打て」、と述べましたが、1~2年の継続は決して楽なことではありません。それも立派な「継続は力なり」です。しかしその上で、「鉄は熱いうちに打て」が勉強を楽にする秘訣であるということを是非覚えておいてください。

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管理人プロフィール

1972年生まれ。
学生時代は塾・予備校で5年間英語講師を務め受験英語に精通するも、英会話はからっきし。
2007年、35歳にして英会話習得のために6ヶ月のフィリピン留学を敢行。
帰国後は外資系IT企業に転職。
2015年の第203回TOEICでは935点を取得しました。
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