リスニング上達のための4つのアドバイス

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リスニングに苦手意識を持っている方は多いと思います。一朝一夕には向上しないリスニング力ですが、スピーキングとは異なり、相手がいなくても練習することができる分野ですので、コツコツやれば必ず向上します。管理人の今までの経験から、いくつかアドバイスします。

「聞き流し」をするな!

まず、何よりもこれに気をつけてください。「聞き流し」ではリスニングは上達しません。あえて名前は出しませんが、有名な英語教材にも「聞き流すだけで…」などと謳っているものがありますが、管理人の考えではこれはありえません。これはなぜかと言うと、「言葉⇔意味⇔発音」が全く結びつかない「音」は「ただの音」でしかないからです。例えるなら「お経」と同じようなものです。お経をずっと聴き続けて、それを自分が、意味があるものとして聴き取れるようになると思いますか?意味が分からないものをダラダラ聞き続けて、それが聞き取れるようになったらこんな楽なことはありません。英語の上達はそんなに簡単なものではありません。

それよりもむしろ、「短時間集中」がリスニングの効率のよい学習方法です。リスニングの勉強のために音源に耳を傾けるなら、英文にしっかり目を通してから、それを一字一句漏らさず聴き取るつもりで集中して取り組むことをおすすめします。これはなかなか疲れるので、1日15分程度でも十分だと思います。
その上で、集中していない時間にもそれを聞き流すというのであれば、高い効果は望めませんが、「やらないよりはマシ」という意味で、否定はしません。(実は管理人もしばしばやっています。)

スピーキング力をつける

意外に思う方もいるかもしれませんが、スピーキング力をつけることで、実は知らないうちにリスニング力が向上します。これは管理人自身の実体験に基づく確信です。

管理人はフィリピン留学前に一度だけTOEICを一度受験し、そのときの点数は665点(リスニングは300点)でした。受験前にはTOEICの問題集も解いてみましたが、まあリスニングの聴き取れないこと。答え合わせで英文をよく読んでから、同じ問題をもう一度聴き直せば聴き取れる分かるのですが、別の新しい問題を聴くとまったく全く分からない、という状態。当たり前ですが、同じ問題が試験に出るわけではないので、リスニングなんか勉強しても無駄だな、と思っていました。
そしてその後フィリピンに留学。自分の一番の課題は英語が口から出てこないことだったので、基本的にスピーキング力の向上だけを目指して約半年間勉強していました。帰国後TOEICを受験すると、TOEICの対策は全くしなかったのですが、リスニングが聴き取れるようになっていて我ながらビックリ!結局、トータルで840点(175点UP)、リスニングは425点(125点UP)、という大幅な伸びを見せました。(管理人のTOEICスコア全履歴も併せてご覧ください。)

分析するに、スピーキングとリスニングは表裏一体の関係だと思うのです。スピーキングができるようになるということは、頭の中で英語の処理が素早くできるということ。その処理能力は聴き取りにも自然に生かされます。
もちろん、スピーキング力をつけることはむしろリスニング力をつけるよりも難しく、それこそ一朝一夕に成るものではありませんが、今現在スピーキング力の向上を目指してオンライン英会話や英会話スクール等で勉強している方は、特別なことをしなくても、リスニング力は追い付いてくるので、自信を持ってください。

シャドーイングのすすめ

リスニング上達のためには「シャドーイング」は効果的な学習法です。シャドーイングとは、「英文を聴きながらそのすぐ後を追いかけるようにして、正確に口に出す」トレーニングです。これは「自分で発音できないもの聴き取れない」、つまり「自分で発音できるようになれば聴き取れるようになる」という理論に基づきます。シャドーイングは、リスニングとスピーキングの橋渡しをする効果があると言われており、リスニングだけでなく、英語力全体の底上げに有効なトレーニングです。

ネイティヴの流暢な英語は、スピードが速いので聴き取りが難しいのですが、スピードが速くなると何が起きるかというと、楽をして発音するために、本来の単語の音が、消えたり、弱くなったり、変わったりする現象が起きるのです。つまり辞書の発音記号通りの発音をしてくれないのが聴き取りにくいポイントなのです。例えば、管理人が最近経験したものでは、「接続詞の”and”が”in”に聞こえる」「”will”が聞こえない」などということがありました。シャドーイングをすると、そういった聴き取りにくいポイントを、自分で真似して発音してみることによって、流暢な英語で何が起きるのかということを身を持って知ることになります。その結果、同じようなことが起きたときに「英語脳」がそれを処理することができ、聴き取れるようになります。

真似をして覚えてみたところで、同じフレーズを耳にすることはないかもしれません。もしあってもそれは遠い未来のことかもしれません。そういう意味では地味な作業ではありますが、そのうちに必ず点と点が結びつき線になる瞬間がやってきます。継続することが重要です。
シャドーイングの仕方、注意点については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ご参照ください。

リーディングをする

「リスニングの上達のためにリーディング?」と、これも意外に思う方もいるかもしれません。たしかに、リスニングの上達のためには、耳を使うのが本質的なトレーニングです。しかし前述のように、管理人の考えではリスニングのトレーニングは短時間集中で取り組むべきもので、またシャドーイングに至っては、声を出さないといけないので、通勤・通学時間にはできません。その意味で、リーディングは余った時間を有効に活用できるトレーニングです。

「リーディング」と「リスニング」には「インプット」という共通点があります。読むものは、新聞・小説・雑誌など、なんでも興味のあるもので構いません。「リスニング」に生かすために「リーディング」するには、多少分からない単語があっても、文法的によく分からないところがあっても、なるべく立ち止まることなく読み続ける「速読」である必要があります。もちろん、しっかり大意を掴みながらでなくてはいけません。これによって、英文を文頭から理解する「英語脳」が確実に養われます。

かくいう管理人ですが、実はこの「速読」は非常に苦手な分野で、まったく練習が足りていないと日々反省しています。管理人は日本語の書籍を読むのも遅い人間で、それが英語になっては早く読むことなど不可能(笑) まったく悩ましい問題です。また、これも自分自身に言い聞かせているのですが、文法が得意な人ほど、大学入試でやるような「英文解釈」に走らないよう注意しなければなりません。

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管理人プロフィール

1972年生まれ。
学生時代は塾・予備校で5年間英語講師を務め受験英語に精通するも、英会話はからっきし。
2007年、35歳にして英会話習得のために6ヶ月のフィリピン留学を敢行。
帰国後は外資系IT企業に転職。
2015年の第203回TOEICでは935点を取得しました。
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