単語は例文と共に覚えよ!

reibun

単語はどのように覚えるのが効率的か?
これにはさまざまな議論があり、また人によっても向き不向きがあるようです。
しかしながら、管理人としては

単語は例文と共に覚えよ!

ということだけは声を大にして言っておきます。その単語を会話で使いたいと思っているのなら絶対にです
ではなぜその必要があるのか?「impossible⇔不可能」といった単純な覚え方ではなぜいけないのか?
管理人は、単語を例文で覚えることによって、以下のようなメリットがあると考えています。

コロケーションがついでに身につく

「コロケーション」とは、「単語同士の組み合わせ」です。
例えば「約束する」は「make a promise」が正しく、”do“を使うわけにはいきません。「強い雨」は「heavy rain」が正しく、”strong“は誤りです。つまり「promise」という単語を覚えるときには、「promise⇔約束」だけでは不十分で、「promiseの動詞はmake」ということも併せて覚えておかないと、正しく使いこなすことができません。

このような組み合わせは「なぜ?」と聞かれても答えようがなく、「そう決まっているから」としか言いようがありません。一つ一つ覚えるしかないのです。面倒な作業ではありますが、例文と共に覚えることによって、これらが自然に頭に入ります。

語法・文法がついでに身につく

「語法」という言葉に馴染みがない方もいるかもしれません。「語法」とは「単語の使い方」のことで、かなり広い意味です。「文法」の一部とも考えられます。例えば「discuss」は「他動詞」なので「discuss the problem」が正しく、「discuss about the problem」は誤りです。「suggest」は「V + 目的語 + to 人」または「V + to 人 + 目的語」と使うことになっているので、「I suggested to him that we should join the party.」が正しく「I suggested him that ~」は誤りです。「leave(出かける)」は「for」と一緒に使うことになっているので、「leave for Tokyo」が正しく、「leave to Tokyo」は誤りです。
「文法」については、「語法」に重なる部分もありますが、ある単語が決まった文型や構文で使われるということがあります。例えば「elect」の例文が「They elected him chairperson.」だったら、「”elect”は5文型で使われる」ということが分かります。もし「necessary」の例文が「It is necessary for me to attend the meeting.」だったら、「”necessary”は形式主語の「It is ~ (for …)to ~」の構文で使われる」ということが分かります。このようなことも、例文を繰り返し読むうちに自然に頭に入るでしょう。

上記の「コロケーション」と「語法・文法」を覚えることには共通点があります。一つは「正しい英語を覚える」ために重要だということ。もう一つは、管理人はそれ以上に重要だと考えているのですが、「語句をひとまとまりで覚える」ということです。英会話では、単語と単語をただ羅列するだけでなく、センテンスになるように、複数の単語を適切に並べて話さなくてはなりません。そこで、複数の語句をなるべくひとまとまりで覚えておくことにより、単語と単語の結びつきがスムーズになり、スピーキングにおいて文の組立てが速くなります。

他の単語等もついでに覚えられる

例文の中に、本来覚えたい単語の他に、まだ記憶の定着していない他の単語やフレーズなどが含まれていることがあります。
例えば「series」の例文が「The patient got a series of treatments.」だったら本来覚えたい「series」の他に「treatments」も覚えることができます。「differ」の例文が「Strictly speaking, his view differs somewhat from mine.」だったら、本来覚えたい「differ」の他に「strictly speaking」という決まり文句を覚えることができます。

ストーリーで覚えられる

「記憶」には「単純記憶」と「複雑記憶」があります。
「単純記憶」は言い換えると「棒暗記」で、例えば物の名前や電話番号など脈絡のないものを覚えることです。子供のうちはこの「単純暗記」が得意で、歳を重ねるに従いこの能力は衰えていくと言われています。大人になるとその代わりに「複雑記憶」が得意になります。これは、論理的に理解したり、経験やストーリーに結び付けたり、獲得したさまざまな知識と相互に関連させて覚えることです。

つまり、英単語と日本語の意味を一対一で覚えるよりも、例文で覚えたほうがストーリー性が生まれるので、記憶のメカニズム的に大人にとっては効率がよいのです。

例えば、管理人が自信を持っておすすめする単語教材「DUO」にはこんな例文があります。
「I hate him! He behaves as if he were somebody.」
ここでの「somebody」は「大物」という意味です。皆さんの周りにもこの例文のような人が一人や二人いるのではないでしょうか。いつかどこかでそっくりそのまま使いたくなる例文です。
また、こんな例文もあります。
「”This is fake, isn’t it?” “Hey, it’s a genuine antique.” “No way.”」
骨董品屋で店の主人と客がやり合っている情景が目に浮かぶかと思います。この例文ならfakeとgenuineが反意語であることも頭に入りやすいと思います。

その意味では、映画や小説の中で触れた単語はイメージに残りやすいですが、難しすぎる語彙も多く含まれるのが問題です。その点、この「DUO」は、重要語彙に絞って、それらを活きた例文の中で覚えることができるので、効率のよい語彙学習教材と言えるでしょう。

そしてできれば、単語帳の例文は読むだけでなく、その例文を聴いたり口に出したりすることによって覚えるべきです。CDを聴けば分かると思いますが、読める単語が聴き取れるとは限らないのです。管理人も帰国後にさまざまな形で英語学習をしていますが、あまりに簡単な単語が聴き取れないことにいつも愕然としています。

口に出すのは、会話で自分が実際に使うために大いに役立ちます。簡単に思える単語でも、一つのセンテンスとして口に出して言うことは意外に難しく、口の筋肉や脳の違う部分が刺激されることが分かると思います。もちろん発音にも気をつける必要があります。

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管理人プロフィール

1972年生まれ。
学生時代は塾・予備校で5年間英語講師を務め受験英語に精通するも、英会話はからっきし。
2007年、35歳にして英会話習得のために6ヶ月のフィリピン留学を敢行。
帰国後は外資系IT企業に転職。
2015年の第203回TOEICでは935点を取得しました。
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